戦い終わって
昨日の夜、パラグアイ戦が行われました。まずは、日本代表のチーム関係者の皆様、お疲れ様でした。今、何かを言おうと思うのですが、「ありがとう」とも「よく頑張った」とも違うと感じており、うまく言葉にできません。
これから、過剰な賛美や過剰なバッシングがあったりするかと思います。せめて、日本に帰り着くまでは、ひと時の休息をと願います。きっと日本に帰り着くと、マスコミに引っ張られタレント業もこなさないといけないでしょうし。
賛美もバッシングも、そのような様々なプレッシャーを含めて、代表というのは大変な仕事なのだと思います。予選を戦ってる最中、岡田監督の講演の記事を見つけました。多くの人がすでに読んでいるかと思います。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010.html
こんなに厳しい世界に、あえて飛込む。なんででしょうね、勝っても負けても何か言われる。南米だと下手したら銃でコロされかねない。それでも代表で戦おうとするのは、ある意味ドMとすら言えます。彼らを突き動かすもの、彼らの欲望するものって何なんでしょうね。僕には今の所わかりません。
ゲームの内容に関しては、ひたすら我慢比べでした。もうすさまじいくらい。後半に、互いに交代選手を入れて、ギアを入れてきました。正確に今ゲームの流れを記憶してませんが、パラグアイは、スピード系のFW、パワープレー要因のでかいFWを投入。日本は、運動量確保の為、松井から岡崎、そして遂にアンカー阿部を外して憲剛投入、テレビでは4-2-3-1といってましたが、前目に出てきました。配給役としての憲剛は効きはじめ、少しずつ日本もチャンスを作れるようになりました。最後は個人で勝負できる玉田を延長後半に投入。
岡田監督が最後に「勝利への執念が足りなかった」と言ってましたけど、多分、ここの交代でのリスクテイクの部分だと思います。アンカー阿部は外しましたが、基本的な攻撃パターンは変わらず、前の4人でのアタックが多かったです。もっとリスクをとって攻撃するプランを取らなかった事じゃないかなと思います。
いずれにせよ、過ぎたことです。正解はありません。PK戦の勝敗は仕方が無い。
試合後のインタビュー。これも最後までお仕事なんだけど、マスコミさん、ちょっとだけそっとしてあげて欲しい。とにかく、お疲れ様。数週間、真剣勝負、楽しかったです。ちょっと休んだら、また顔を上げて、頑張ってください。
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