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J2第25節 サガン鳥栖 vs.ヴァンフォーレ甲府

   

今日は集中して試合を見たので気持ちが入った。その分負け試合が悲しかった。のどの奥がギュッと締まった。
午後に雨が降るまで気温、湿度ともに高く厳しくなると思ったが、雨が降り気温が下がり日も出なかったので、昼の試合にしてはまあまあのコンディションだったと思う。
前半は結構我慢比べの展開で、前半30分までは鳥栖側でややミスでピンチを迎える事が多かった。かといってとくに崩された訳ではなかった。30分過ぎから鳥栖がギアを入れて前からのプレスがはまり出す。前半終了まで、鳥栖のターンで結構チャンスを作った。
後半も特に崩されるという事もなく、決定的なピンチを迎える事はなかった。試合が動いたのは、後半27分、朴のしょうもない二枚目のイエローで退場になってから。すでに準備していた下地が衛藤と変わりアンカーの位置に入り今日シャドーの藤田がボランチに下がる。そして歓喜の後半36分、左から再三狙っていた山瀬のシュートが左ポストに当たってゴールイン。しかし、その後すぐにPKをとられ、その数分後、左の突破から何度かシュートを防ぐが決められ逆転された。
PK判定は、マイクを抑えたという事だろうが、あんまり納得はいってない。勝って欲しかったから。


それよりもなにより、朴のしょうもないイエローが頭にきた。味方を責めてもしょうがないが、プレーが中断したボールを蹴り出すという本当にしょうもないプレーだったのが、本当に頭にくる。前半に足上げスライディングでイエローでていたから気をつけて当然だし、危険なプレーだったので、審判にも目をつけられていたはずだ。
朴は加入以来重用されているが、味方への的確なパスが出せていない。特に長めのパスが出せない。今日も豊田と何度も話し合い、早坂ともやり取りをしていた。裏に動く選手が見えても出さずに切り返す。ここまでくると、出してミスになるから「出す勇気がない」のか、単純に「出せない」のかどっちかだ。
後半センターサークル付近でフリーで前を向いてチャンスになり、右前に早坂にスペースがあったのにださなかった。そして真ん中に入って行きどんずまりの左へ。そんなに難しい展開ではないはずだ。本当に分からない。
加入から2ヶ月経つので、味方とのプレーをあわせる時間は十分あったはずだ。言葉の問題、コミュニケーションの問題なのか。かつて所属した船谷は加入直後にゲームを決めるようなパスを出しているし、出来る選手は出来る。いまさら受け手と出し手の意思疎通が出来てないとか、そういう事は言えない。ディフェンス面での貢献はあるだろうが、退場でお休みを機会に見切りをつけてはどうだろうか。
ヒロオ君こと金浩男だが、今日初めてその力を見せた。首脳陣からは、退場で人数も少ないし一人で持っていけと言われたはずだ。ゴリゴリとドリブルで前に行く選手だ。結構鋭いドリブルを見せた。が、遠めからのシュートは右に展開して欲しかった。せめて枠には飛ばして欲しかった。難しい選択ではあったけど。
近くで見ていたので目に付いただけかもしれんが、甲府の右SBの吉田豊がかなりいい選手だった。スピードもプレーも申し分なし。正確なプレーとスピードに乗ったオーバーラップ。そしてまだ20歳。丹羽も結構いいけど、正直吉田の方が上だ。左右とも出来るらしい。甲府はしばらくサイドバックは安泰だと思う。
マイクは全然変わってない。痛がるところとか、時々走るところとか、審判アピールとか。得点は重ねてるし、結構頑張ってるんだな。鳥栖のセンターバックは結構抑えてはいたんだが、PKは返す返す残念。
甲府がはじめて昇格した時、奇跡的な逆転をしたゲームがあった。
http://www.jsgoal.jp/result/2005/1123/20050200030120051123_detail.html
後半ロスタイムに入って三点とるとか奇跡としか言いようがない。ここから勢いにのった甲府は、三位に滑り込んで、柏との入れ替え戦をも制し、潰れかけたクラブがJ1をつかんだ。勝つチームには勝ち運があるように思う。今日の山瀬のゴールも、奇跡を少し掴んだかに見えたが、それは幻だった。逆転負けを喫し、ポカーンとした現実に戻る。ブリジストンデーの逆転負けといえば、2008熊本とのブリジストンデーの逆転負け。まだ甲府のような「その日」にはめぐり合えていない。
とはいえ、何かを取り替えたからといって、すぐに症状がよくなる訳でもない。ないものはないし、負ける時は負ける。いつか叶うと信じて、今年はこんなチームだったと記憶に留めながら、淡々と歴史の一ページに付き合っていこうと思う。帰り際、電車の中で、落ち込む大人と対照的に子供らははしゃいでいた。それでいいんだと思おう。

 -サガントス

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