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2015 2nd ステージ 第16節(H)ベガルタ仙台戦

      2015/11/09

今日はホーム最終戦。11月に入ったが気温は高めの曇天。システムはまた変わっていて3-5-2。豊田、池田のツートップにボランチとよんでいいのか中央のMFに早坂、水沼、アンカーの位置に高橋を配するフォーメーション。前節の試合後水沼と監督のインタビューから推測すると、藤田が怪我して今使える選手を生かす事と中央を厚くして崩す狙いが見える。CBはミンヒョクが怪我なのか、谷口と菊池に丹羽がスイーパーの位置。

  豊田 池田
  早坂 水沼
ミヌ  高橋   吉田
 谷口 丹羽 菊池
     

sub:奥田 小林 白 鎌田 福田 田村 岡田

対する仙台はオーソドックスな4-4-2。

   ハモン 奥楚
リャン 富田 鎌田 金久保
 二見 石川 渡邉 菅井
      六反

sub:関 蜂須賀 野沢 藤村 武井 金園 山本

開始1分で鳥栖が先制。早坂の見事なランニングで裏を取り、吉田へクロスからダイレクトで折り返し豊田。吉田の折り返しも良かったが、早坂のランニングがこのゴールを呼んだと思う。この先制点によって、両サイドがあまり前に出る必要がなくなり、しっかりと守ってカウンターを伺う展開。5-3-2といった形となり、真ん中もしっかりと三枚いる為、仙台もそうそう中に入っていけない。本来であれば、両サイドの裏を狙いたいのだろうが、出てこないのでそうそう使えない。

それでも仙台になんどかチャンスを作られる。仙台が元々狙いたかったのはサイドの裏のスペースだと思うが、前半30分ぐらいにきっちりキムミヌが裏をとられてハモンロペスに決定的なクロスが入ったシーン。外してくれたから良かったが、ほかにも林に救われたシーンも多く、引いていたにも関わらずどちらかというとカウンターのチームの仙台にやられるシーンが目に付いた。

一方で鳥栖はカウンターを狙っているものの、スピードのあるカウンターを繰り出す事が出来ず。遅攻時、相手に守備組織を作られた状態での崩しはまだまだで、敵陣深くまでは運んでシュートまではいけるものの、決定的なチャンスまでは作れず。本来であれば、2トップと早坂、水沼のどちらかでもう少しカウンターを演出できていれば、展開はもう少し楽になっただろう。ここで追加点が取れないところがチームの苦しさを物語っている。

今日の形は、早坂と水沼がキーで、出て行くときも両方は出て行かずどちらかが残り、アンカーの横のスペースを見る。これまでのやり方だと、サイドのスペースはミヌ、吉田のオーバーラップを使っていたが、早坂、水沼がサイド裏のスペースに入って起点を作る。ディフェンス、攻撃両面でもバランスを取る重要な役目をこなしていた。両サイドよりこの二人の負担が大きかった。オーソドックスなやり方と違うので、負担が大きくスタミナが切れるポジションでもぽんと交代をする事ができなかったのではと思う。

今日は交代枠で最初に鎌田を使ったが、今日の状況ならスピードのあるペクソンドンを使っても面白かったんじゃないかなと思う。よりペクが生きるシチュエーションだった。今日は鎌田はぺナで相手DFを強引に抜いてシュートまで持っていったシーンがあった。

その後、豊田が接触で痛んで交代。CBに小林を入れ谷口がボランチで5-2-3。トップに早坂、シャドーに水沼、鎌田、高橋谷口でダブルボランチ。分かりやすい形に戻して逃げ切りに。最後の方のプレーでよかったと思うのが、ラストプレー近くのCKで、スタジアムのゴールコールを受けながらも、きっちとキープに入って時間を使おうとした所。ワンプレーで何が起こるかわからないのがサッカーの怖さ。勝利目前で調子に乗ってカウンターを食らうリスクをわざわざ負う必要はないのだ。煽られて調子に乗らなくて良かった。

個人的な感想としては、勝つには勝ったが強さは感じなかった。新しいシステムを使ってきたというのもあるが、全体的な共通理解も成熟度もまだまだ。それが現状なら受け入れねばならないだろう。

試合後の豊田のヒーローインタビュー。勝利の重さ。なかなか思ったようにいかない今季の苦しさ。喜びがあふれるというよりも、そういった背負っている重いものが思わずこぼれ出た、そんなインタビューだった。

 -Jリーグ, サガントス

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