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Jリーグラボ#24 指導者 城福浩のお話 その1

      2016/02/03

先日、スカパーオンデマンドで「Jリーグラボ」の2015年度の総集編を視聴しました。知ってる人は知ってると思いますが、札幌の社長野々村さんと名波さんのコンビで数年前からスカパーでやってる番組です。自分自身は時間が取れるときはリアルタイムで見てますが、Jリーグをいろんな角度から議論していて各方面からビッグゲストが来て面白い番組です。

本当はこういう番組を地上波でやるのが一番いいと思いますが、サッカー観戦がより面白くなるので、スカパー契約者の方は一度ぜひ見て頂きたいと思います。オンデマンドでもやってますよ。

その総集編の最後の方にあった、2015年2月に放送されたJリーグラボ ♯24、現東京FC監督の城福氏のゲスト回が深く印象に残ったので纏めておこうと思います。(囲み中はすべてJリーグラボ#24からの引用)

進化のスピードと100m10秒の先へ

(城福)
今は、日本の歩みよりも、他のアジアの国の歩みの方がスピードアップしている。それは日本がさぼっているというより、日本が100m13秒で走っていた人間が10秒フラットまで来た。ここから9秒9にするのは、半端じゃなく難しい。でも、アジアの中国とか他の国は、13秒なんですよ、今。だから急速に今11秒台になって10秒フラットぐらいきちゃう。だから彼らが10秒フラットの時には、(日本は)9秒8で走ってなきゃいけない。このコンマ1秒2秒を縮める為の努力は、今までとはまた違ったアプローチしないといけないし、それは簡単じゃないってみんな認識しなきゃいけないかなと思うんですよね。

(野々村)
何が必要なんですかね。0.1秒2秒縮めるには。

(城福)
大きくいえばね、たとえば人材だって限られてるし、たとえば野球に流れている一番いい人材身体能力の優れた選手を、あるいはバスケットに流れている選手を、サッカーに取り込まなきゃいけない、グラスルーツの所からやんなきゃいけないと思うんだけど、そのやっぱりスキルの上げ方とか、それに対する指導者の選手の見出し方とか、そういう意味では、指導者が変わったから13秒を10秒になったけど、こっからさらに指導者が変わっていかないと、おそらく9秒9、9秒8にはならない。
だから、もう一回指導者が、俺らがアジア一を維持する為に、変わりなおさなきゃいけないっていう思いで、やんなきゃいけない。じゃないと、選手を潰しちゃったりだったりとか、伸ばせなかったりするのは、ちょっとしたことだと思うんだよね。

サッカーシステムの流行り、指導者のこだわり

(城福)
バルセロナのスタイルが流行ってこうあるべきだ、と協会含めてパスサッカー一辺倒になる、それも悪くないけど、アジアに出ると、韓国やイランのワントップの一発でやられてしまう。一昔前は国見高校はキックアンドラッシュのお手本の見たいなサッカーがあって、それに追随するようなJの下部組織だってあって、だけどあの国見のサッカーに絶対負けたくないと思って、野洲高校みたいサッカーがでてきたり、あるいはガンバ見たいなサッカーが生まれてきて、お互いが違うスタイルでせめぎ合うわけだよね。で、こんど野洲がすごいって持てはやされたら、野洲に負けたくないと思ってまた違うサッカーに、野洲の弱みをつくようなサッカーがでてくる。

(城福)
俺は本来そうあるべきであって、いろんなスタイルのサッカーがせめぎ合うべきでみんながみんなスペインのサッカーがいいっていってもアジアにいったら一発でやられちゃうよ。指導者はベースは高いレベルのベースを共有するけど、こだわる所は徹底的にこだわったほうがいい。

(城福)
(たとえば)ワントップあるいはツートップに向かって徹底的に蹴るよと、それで勝てばいいんだと思うし、それでいいセンターフォワードといいセンタバックが育ったらいい指導者だと思うし、パスですごくこだわってやるんだったら、それで結果をだそうとして、(野洲出身の)乾みたいな選手がでればそれはいいと思う。

その2に続きます。

Jリーグラボ#24 指導者 城福浩のお話 その2
前回の記事からの続きです。城福さんと言えば前回FC東京を指揮した際に掲げていた「ムービングフットボール」の印象が強く、その実...

 -Jリーグ, サッカー全般, 備忘録

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