2016 1st ステージ 第6節(A)川崎フロンターレ戦
2016/04/12
中三日で向かえたアウェイ川崎でのリーグ戦。天気は曇り。なんとなく予想していたが、やはりほぼフルメンバーで挑んできた。最後のワンプレー、小林悠からのすばらしいクロスから大久保が決める。劇的なゴールで惜敗。いつもどおりと言えばいつもどおりの展開であった。
スタメンは、前節からペクからチェソングン、富山から岡田。川崎は3バックの印象が強かったが、今期は442のフォーメーション。
鳥栖の前半は相変わらずよくて、今日は特に出足がよく川崎も耐え切れずファールを連発。セットプレーは惜しいシーンが何度もあったが、ポストに当たったりと、運も味方せず。
川崎は、思ったよりボールがテンポよく繋がらない。プレスも守備組織も上手く行っていたと思う。攻撃面では、キムミヌがだいぶセンターハーフのポジションに慣れてきたと思った。長年サイドでプレーしてきた選手なので、どうしてもサイドに開いてしまっていたが、中に入って左足からのクロスなど、これまでの試合とは違った動きが見られ、良くなっていると感じる。
いつもどおり、チャンスは作るが決めきれない展開が終始続いていて、監督はいつもどおり「いい試合をした」という。組織としてオーガナイズされていてそれはいい。あとは、ゴールにつながるプレーへの精度のなさ。
後半の左からのクロスを右SB藤田が折り返したシーン。岡田と豊田が飛び込んだがわずかにとどかず。テレビで見る限り惜しいシーン。だが、スカパーの解説者金田さんは、惜しいシーンじゃないと言っていた。惜しいように見えるが、折り返したボールがわずかにずれていると。結局は、この精度のなさが、結果として現れている。
監督のコメントをチェックしてみる。ほぼいつも通りのコメント。選手は引き分けでも足りないぐらい頑張った。クオリティーの高いサッカーをした。私は頭が固いので、やり切るまでやり続けていく。
おそらく、結果がでるまで同じサッカーをしていくだろう。だが、交代カードを切らないのは何故か聞いて見たい。各自の運動量が落ちても、今ピッチに立っている選手を残した方が勝ちに近いと判断しているか、選手に自身をつけさせたいというメンタル的な配慮なのか。
内容はいい。だけど結果でない。だが、上昇への手ごたえを掴めぬまま、降格圏に足を踏み入れた。当たり前だが、内容の良し悪しは関係なく勝ち点が取れないと降格する。連戦でスタメンも変えず結果を出したかったのだろうが、監督は頭に血が上って意固地になっているようにも思える。
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