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2016 2nd ステージ 第4節(H)名古屋グランパスエイト戦

   

温度湿度ともに高いきつい時期の連戦も一区切り。相手は、降格圏に沈んでいる名古屋。今節は他の試合もドローが多かったが、例に漏れず、この試合も引き分けとなった。しかしながら、内容は完全に鳥栖が支配したゲームであった。

スタメンは前節と変わらず。4312で、前三枚は流動的に動く。守備時はトップの早坂が下がってくるので4321とも。一方で名古屋はボックスの442。オーソドックなスタイル。一向に調子が上がらない名古屋はどこが悪いんだろうと思ってい見ていた。

玉際の強さで主導権を握る鳥栖。

試合が始まってみると、終始鳥栖が主導権を握ったゲームとなった。シュート数は11対3。この数字を見ても鳥栖のゲームだったという事がわかる。

前半早々に立て続けにチャンスを作る鳥栖。これまでどおりつないでいく事が中心だが、名古屋の守備のバランスがあまりよくないので、中盤にスペースが結構あってパスをテンポよく繋げる。ぎりぎりのボールも、玉際でほぼ勝利してボールを保持し続ける。

鳥栖は元々のスタイルに加えて、キャンプから積み上げてきたフィジカル面の強化が、こういう形で現れてきている。一方で、名古屋はチーム状態や怪我人の多さなどから、なかなかいいコンディションではないのだろう。

守備のバランスのよくない名古屋。

一方で、名古屋の調子の悪さはどこにあるんだろうと思ってい見ていた。前の4枚は積極的にプレスにいくだが、バックラインとボランチは、ロングボール警戒でラインを下げる事が多かった。前だけ懸命にプレスにいくものの、外されて中盤を使われる、そうした場面を目にした。特にアンカーの高橋を誰も捕まえないので、鳥栖は比較的楽にボールを回せていた。前と後ろの意図がずれているので、統一感を感じられない守備になっている。

守備が悪いと、攻撃も上手くいかない。鳥栖にシュートまで持っていかれ攻めきられることも多かったので、永井を使ったカウンターなんかもなかなか発動しない。名古屋のほぼ唯一の攻め手は長身のシモビッチに当てて、セカンドを拾っての攻撃。

前半早々に、怪我を押して出場していたトップ下に入ったハデソンが負傷したり、補強した扇原も負傷中。選手も揃わず組織も上手くいっていない。なかなか難しい局面にある。

それでも、しっかり粘っていればチャンスは数回は訪れる。訪れた決定機を決めていれば、勝利自体は名古屋に転がっていたかもしれない。

決定機を決めきれず逃した勝利。

今日の鳥栖は決定的な場面を決め切れなかった。その一方で、名古屋のGK楢崎が貫禄のパフォーマンスを見せた。鎌田の反転シュートをキャッチした場面、終了間際の高橋のいいコースに蹴ったミドルを触った場面、楢崎に負けたといっても過言ではない。

チャンスが多くて決めきれないと、1stの苦い記憶が蘇る。チャンスを多く作りながらCK一本で負けた湘南戦や磐田戦。同じような展開がよぎる。DFのミスなどから危ない場面もあったが、今日の試合は引分けに持ち込むことが出来た。

前半戦との違いは、シュートの質自体は良くなってきているかなと思う。少なくとも枠に飛ぶようになったし、鎌田が自信をつけてかシュートまでもっていく事ができるようになっている。

まだまだ安心できない残留戦線。次は博多の森でダービー。

これで勝ち点1積み上げて勝ち点25。17位の名古屋の勝ち点が18なので、7点差。少し安心感が出てきたものの、まだまだ気を抜けない。そして次はアウェイで福岡戦。福岡も最下位ながら、ここ数試合勝ち点を重ねており、残留の目も少し出てきている。ましてや相手は鳥栖。難しい試合になるだろう。

 -Jリーグ, サガントス

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