*

2017 J1第15節(H)ベガルタ仙台戦

      2017/06/21

梅雨だというのに晴れ続きのいい天気。夕方には気温も落ち着いてサッカーするには絶好の気候。代表戦による中断もあって、選手のコンディションも整って好ゲームが期待できる。結果はついてこなかったが、悪くない試合だったと思う。

先発はFWに富山が入ったぐらいで大きな変更はなし。対するベガルタは、去年からの3バックシステム。361でトップに石原。ワイドからクロスが攻撃のパターン。そして今季はセットプレーからの得点が非常に多くて得点の約四割がセットプレーから(この試合の時点で)。その得意のセットプレーが見事に決まった形となった。

試合を通して良かった守備組織

この試合は非常に守備がよかった。青木はほぼ石原を抑え込む。幅を使った攻撃に対しては福田がDFラインに下がって来て幅を埋める。前半福田の頭上を抜かれたロングパスからのクロス、後半の梁のフリーで飛び込んだヘッドくらいしか決定的な場面はなかったように思う。

先制してカウンター狙いに切り替えて追加点、そうなれば狙い通りの試合なのだろうが、そうはいかないのがサッカーの難しいところ。うまく守りながらもセットプレー一発でやられてしまう。

試合は勝ちきれなかったが、守備の出来は非常に良かった。

追加点という課題

この第15節を含めて、今季の鳥栖は15試合中なんと11試合で先制している。鳥栖のゲームプランで行けば、先制すれば勝利はかなり近くなるはずなのだが、なかなかそうさせて貰えない。前節の大宮戦もそうだが、先制して守備もソリッドで悪くないなかで、セットプレーで勝ち点を落とすような試合が続いている。

セットプレーからの守備を見直すとかもあるのだが、とまった状態からのプレーなので相手の精度が上回ればセットプレーは防げない。すべてのセットプレーを防げない事を考えると、カウンターで追加点を決めきれない攻撃のところを考える必要がある。

カウンターで重要になるのは前3人。その中で、個人で決めきる能力を持つのはやはり鎌田。今日の豊田、富山にしても、ドリブルで切り裂いて一人で決めるタイプのプレイヤーではない。他のFWにしても、そういうタイプはいない。

前からの思っていたのだが、今のシステムのトップ下のタスクが重すぎると思う。守備時にはボランチの位置まで下がらないといけないし、攻撃の時は組み立ての中心となる。今の鎌田はチームに求められた要求を、前に比べてきっちりとこなそうとしてレベルが上がっている。よく守備に下がるようになったし、去年よりもよく走っている。

守備への貢献、ハードワークが増えた結果、カウンターなどで決定的な仕事をする場面で精度が落ちる場面をよく見かける。この試合でも、カウンターからイバルボに出したボールがミスキックとなった場面があった。

カウンター時に一番効くプレイヤーである鎌田。それを考えると、途中からでもいいのだが、FWで起用して重いトップ下のタスクから解放してあげた方がより生きると思う。

今のトップ下のシステムは前に出ているボランチといえるようなシステムで、攻守両面で貢献できるハードワーカー、高橋のようなプレイヤーが適任だろう。

マッシモは頑固なところがあるので、課題に対応するような少し柔軟な起用をお願いしたい。

覚醒しない助っ人など

イバルボについてだが、鳴り物入りで入った割にはいまいち結果を残せてない。試合前のアップを見ていたのだが、ずっとフランコとロングキックばかりして、シュート練習をしようともしない。それがスタイルなのかも知れないが、点を取るといったハングリーさをどうにも感じられない。なにか日本観光に出稼ぎにきたような、誉めそやしてくれる緩い環境に漬かってしまっているようにも見える。

イバルボこそ単騎で得点を決めてしまうような鳥栖のラストピースだと思っていたので、今は少し残念。このような思いも杞憂であってくれればいいが。

あとは判定に文句いう人が多いのが気になった。一時期マッシモが会見で煽っていたのでああなったのかもしれないが、豊田のラストプレーで倒れたやつも豊田のトラップが大きくてちょっと遠くてもキーパーがボールに行っているのはわかる。他にも変なジャッジはなかったし、審判団にブーイングするようなゲームじゃなかったと思う。ブーイングするのは個人の自由だからしょうがないけど、あんまり気分のいいもんじゃない。

 -Jリーグ, サガントス

ad

  関連記事

2016 2nd ステージ 第5節(A)アビスパ福岡戦

いろいろと忙しく強行軍で博多の森へ。J1での九州ダービー第二戦。試合開始30分ほど前にレベスタに到着 […]

no image

2012J1第16節vs.コンサドーレ札幌戦(HOME)

開始ギリギリにスタジアムに到着。結果1-0でまたしても劇的な勝利を得た。 雨が振ったりやんだり、湿度 […]

no image

2013J1第30節vsセレッソ大阪戦(HOME)

ちょっと肌寒くなってきたがナイトゲーム開催。現地参戦。結果2-0での勝利。セレッソのつなぎの巧みさや […]

2016 2nd ステージ 第17節(A)ヴァンフォーレ甲府戦

もう来てしまった最終節。休日にて自宅でスカパー観戦。J1は全試合同時刻開催で、まだ決まっていない降格 […]

no image

2012J1第13節vs.ガンバ大阪(AWEY)

多くの鳥栖サポーターと同じく、テレビの前で大絶叫してしまった。シュートゼロの前半を見て、誰がこの結末 […]

no image

J2第30節 サガン鳥栖 vs.横浜FC

試合結果。 地獄の泥仕合。天国と地獄。佐賀陸の呪い。岸野の執念。ジェットコースター。昔のダイエーホー […]

2017 J1第16節(H)浦和レッズ戦

浦和戦は毎年多い。雨が降って日曜の夕方の試合なので、多少余裕があるかと思ったがやはり人気ゲーム、17 […]

2016 2nd ステージ 第2節(A)ヴィッセル神戸戦

先週の劇的な勝利を得て、今日はアウェイ神戸戦。神戸は中位にいるものの、タレントの揃った好チーム。また […]

2017 J1第11節(A)清水エスパルス戦

連戦の最後を締めくくるアウェイ清水戦。鳥栖は前節のリーグ戦で豊田、谷口が負傷し、代役としてイバルボ、 […]

2017JリーグYBCルヴァンカップ GS第3節(H)セレッソ大阪戦

水曜ナイトゲームのルヴァン杯。相手は好調のセレッソ大阪。ユンジョンファンがついにベアスタに帰ってきた […]

ad

  Message

メールアドレスが公開されることはありません。

*

ad

  • Jリーグが始まった年からぼちぼちとサッカー見てました。サッカー経験はないけど、子供とボール蹴るのは楽しい。40代二児の父。鳥栖サポ。

    詳しいプロフィール
2017 J1第24節(H)ガンバ大阪戦

前節の大宮戦で意気上がるサガン鳥栖。今節の対戦はガンバ。ガンバがこの所勝ててないのが気にかかる。手負 […]

2017 J1第23節(H)大宮アルディージャ戦

数日涼しい日があったが、また暑い夏に逆戻り。若干風があり、夜は少しはましな気温だ。今節はホームで大宮 […]

2017 J1第20節(H)清水エスパルス戦

毎度気候の事を書くが、この日も高温高湿度でハードな日だったが、台風接近で風が強くて幾分ましなコンディ […]

2017 J1第19節(A)サンフレッチェ広島戦

連日猛暑の毎日。それに加えて湿度も高い。夜になっても30度近くあって、とてもまともに運動できるような […]

2017 J1第18節(H)川崎フロンターレ戦

梅雨の高温多湿の環境でのフロンターレ戦。相手は水曜日に試合をして中2日という事で、コンディション的に […]

  • follow us in feedly